〜 パターンの使用方法 + 縫い合わせまでの手順 〜

 

 パターンのご使用方法や お洋服作りの進め方等は

『basic recipe』(AT MIGLI オリジナルの テーマ別レシピ)の 『no.0 はじめに』でも ご説明しています

 

 no.0  はじめに :2ページ★306KB  2019.10.1改訂

 

☆クリックでPDFファイルが開きますのでダウンロードしてお使い下さい

その他の『basic recipe』は こちら からどうぞ。

 

 

AT MIGLI の パターンについて

縫い代付きの「工業用パターン」ですので、基本的には、生地にチャコで縫い代線や出来上がりの線を書きません。
裁断、芯貼り、印付け、アイロン工程を行ってから 縫い合わせに入ります。

(パターンについては こちら のページもご覧くださいませ)

 

 

①生地の地直し

裁断の前には必ず生地を「地直し」します。
ホームソーイングでは、綿や麻などの、おうちでお洗濯できる素材を使用することが多いと思います。
そのような生地なら、裁断前の生地を軽くお洗濯して(洗剤不要)全体にアイロンをかけ 地の目を整えればOKです。

ネットの生地やさんなどでも地直しについての記載があったりしますので、参考にしてみてくださいね。

 

②裁断

パターンを『縫い代線』でカットし、パターンの名称、裁断枚数、パーツ数等を確認します。
アレンジのある場合は 必要なパーツやカット線も確認してください。

お届けする縫製レシピには『参考型入れ図』を掲載していますので、これを参考にして生地にパターンを配置し 裁断します。パターンにある「地の目線」と 「生地の地の目」を合わせましょう。

 

  • 裁断には、「裁ちばさみ」や「ローラーカッター+カッティングマット」を使用します。
    ローラーカッターの場合は、カット用の定規もあるとよいと思います。
  • 文鎮などでパターンを押さえます。大きいパーツでは、裁断する箇所の近くに文鎮を置き直しながらカットしましょう。
    (マチ針でパターンを固定してもOKです。)

左から

・カット用定規
・ローラーカッター
・ナイフ状のカッター(合印(ノッチ)用。なくてもOK)
・裁ちばさみ

 

③合印付け、芯貼り など

パーツを裁断したら、ポケット位置等の『印』、縫い合わせに必要な『合印(ノッチ)』を入れます。
また、指示のある箇所に接着芯や伸び止めテープを貼ります。

  • 『印付け』(ポケット位置等)には「チャコペン」「両面チャコペーパー+ルレット」などを使用します。

○チャコペン
  

○両面チャコペーパー
 

 

  • 『ノッチ』は、縫い代の端から3mm程度の切り込みを入れます。
    パターンごと切り込みを入れてかまいません。

  

 

  • 接着芯 & 伸び止めテープ

伸び止めテープは売られていますが、接着芯をテープ状にカットしてもOKです。

直線の箇所用には、接着芯の地の目をきちんと通してテープを作りましょう。

 

  • 『アイロン工程』
    縫い合わせに入る前に 縫製レシピに一通り目を通し、可能な箇所全てにアイロンをかけます。
    アイロン工程を済ませておくと、縫い合わせがとてもスムーズになります。
    生地の裏表間違えの防止にもなります。

厚紙で定規を作っておくと、小回りも効き、アイロンが当たっても溶けたりすることがなく便利です。

 

ポケット、裾や袖口の折り目、縫い代始末に使うバイアステープ、共布リボン、ループ、、、、など

 

 

④縫い合わせ

裁断したパーツに「出来上がり線」は書かれていません。
ミシンにあるガイドラインや押さえ金に 生地の端を合わせながら縫っていきます。

パーツを縫い合わせる場合の縫い代は、基本的には「1c」付いています。
縫い合わせる2枚のパーツの端をきちんと揃え、縫い始めと終わり、合印(ノッチ)どうしをきちんと合わせ、適宜マチ針で留めて縫い合わせましょう。

縫い始めと終わりは 必ず「返し縫い」をしてください。

 

 

 

お付けする各デザインごとの『縫製レシピ』に沿って お作りくださいね。

ぜひ no.0  はじめに と合わせてご覧くださいませ。